いとまき

〜お茶を連客で回し飲みするように糸を回してみる〜

アーティスト: 五十嵐靖晃

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コンセプト

糸をコミュニケーションツールとしたワークショップを行います。私はこれまでTURNの活動を通じて、東京・ブラジル・ペルーの福祉施設に通う自閉症や知的障害のある方たちと糸を使った交流をしてきました。彼らといっしょに“いとまき”をする時、手から手へ伸びる糸は、言葉で話すことができない人や、直接触れることが苦手な人とのあいだをゆるやかにつなぎ、共にいることや、相手を感じ思いはかる場をつくりだしました。“いとまき”を通じて、その場に生まれる あたたかな流れのようなものを交感しながら、コミュニケーションツールとして機能する糸の可能性を体感します。

実施方法

2~5名の参加者で、綛糸(かせいと:輪っかの状態の糸)から糸玉をつくります。あいだに入る人は糸をつまんで隣の人に送ります。2人の時は斜め向かい、2人以上の時は輪になって行います。基本的には茶室空間内で行い、茶席にて連客でお茶を回し飲みをするイメージで糸を回します。なるべく対話を控えた方が楽しめるかもしれません。

会場内地図

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プログラム詳細

参加人数

1回2~5名程度

参加方法

事前に準備するもの:特になし。

完成した作品の扱い

茶室に展示します(返却はしません)。

参加者へのお願い・ご注意

・茶室に展示してある糸玉に触れないようにご注意ください。
・ワークショップでのやり取りでは大声を出さないようにご協力をお願いします。

​タイムテーブル

​会期中、参加が可能です。

アーティストは不在の場合がございます。予めご了承ください


※ 各プログラムの内容やタイムテーブルなどは、予告なく変更となる可能性がございます。
「3密」(密閉・密集・密接)を避けるため、入場制限する場合もございます。予めご了承ください。

 

アーティストについて

五十嵐靖晃

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1978年千葉生まれ。人々との協働を通じて、その土地の暮らしと自然とを美 しく接続させ、景色をつくり変えるような表現活動を各地で展開。美術はこの時代、多様な人々をつなげるものとしてあると考える。2005年にヨットで日本からミクロネシアまで約4000km 航海した経験から“海からの視座”を活動の根底とする。代表的なプロジェクトは「くすかき」(太宰府天満宮2010 ) 「そらあみ(瀬戸内国際芸術祭2013 2016 2019)、「時を束ねる」(南極ビエンナーレ2017)など。TURN は2015年から参加。東京の障害者就労支援施設クラフト工房La Manoとの交流は継続しており、La Manoの糸を持って、2016年はブラジルのサンパウロにある自閉症児療育施設PIPA、2017年にはペルーのリマにある障害者施設 Cerrito Azulに約1ヶ月通い、糸を使って言葉に頼らない交流と制作展示を行ってきた。

アーティストのこれまでのTURNでの活動:五十嵐靖晃