概要
概要
概要
祈りを重ねる
アーティスト: 瀧口幸恵
コンセプト
東北には、祈りの形があります
幾度となく繰り返されてきた災害
それさえも受容して、平穏を願い、未来を創造する
はかなくて、力強い、祈りの形
2016年から制作を始めた大きな祈りの形は
東北、サンパウロ、リオ、東京…
様々な背景の依代となって、
ここにやってきました
その姿に残された気配を手がかりに、
それぞれの祈りを重ねます
絶望や葛藤をものせて、
どこかにいるだれかを想い、
どこかの景色とつながってみる
時代や場所を超えて、
目には見えなくても存在するものに
出会えることを祈ります
実施方法
① ながめる
テープレコーダーの音声ガイドを聞きながらきりこをながめて、メッセージを書いてください。メッセージは茶室へ貼ってもらいます。
② うつす、きざむ、ながめる
作家からきりこの物語を聞いてもらい、実際に大きなきりこを制作して、それをながめます。
会場内地図
プログラム詳細
参加人数
② うつす、きざむ、ながめる … 一回につき4~5名
実施時間
② うつす、きざむ、ながめる … 一回につき40〜60分
完成した作品の扱い
その場に展示したあと、南三陸に送って、来年1月のどんと祭にて、お焚き上げをします(返却はしません)。 希望者には、お焚き上げの様子の写真をお送りします。
参加者へのお願い・注意
・茶室に展示してあるきりこに触れないようにご注意ください。
タイムテーブル
① ながめる … 会期中、参加が可能です。
② うつす、きざむ、ながめる … 作家在廊日のみ、11:00と14:00の各1回ずつ実施します。
作家在廊日:
7月24日、25日、26日、31日
8月1日、2日、7日、8日、9日
※ 各プログラムの内容やタイムテーブルなどは、予告なく変更となる可能性がございます。
※ 「3密」(密閉・密集・密接)を避けるため、入場制限する場合もございます。予めご了承ください。
アーティストについて
瀧口幸恵
1990年徳島生まれ。プロジェクトファシリテーター。背景を媒介し、関係性の結び直しや対立の超越を試みている。国際協力NGO・広告代理店勤務後、アーティスト EAT&ART TARO氏のアシスタントに(2015)。「TURN in BRAZIL」にワークショップファシリテーターとして参加(2016)。以後、複数コミュニティのアート・ローカル・学びの場づくりや企画調整に携わる。アーツカウンシル東京(2017)、株式会社Barbara Pool(2018-2020)、取手アートプロジェクト(2019)、「隅田川怒涛」リサーチャー(2019-現在)、一般社団法人Next Commons Lab ディレクター(2020-現在)。
アーティストのこれまでのTURNでの活動:瀧口幸恵